萬坊庵・つれづれの記(BLOGと演奏情報)

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2008年 10月 21日

13日 ちゃぶ台 秋の夕べコンサート(熊本県玉名市)

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ライブ前日に会場の「ちゃぶ台」に入り、宿泊させていただく。
前回は、2年前の春にここを訪れて、やはり、重松さんと、魚君と共演した。
そして、前回から、場所が移転して、藁葺屋根の民家を改築した建物である。
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中は天井に藁がビッシリ敷き詰められていて、その下で過ごすのは、とても心が落ち着いて気持ちが良い。
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ライブ当日は、特に行くところもなく、この藁葺の下で、ゴロゴロしたり、道路向かいの田んぼを散歩したり。iPodで、ローレン・コナーズや吉村昭のHO・NA・MIという箏のミニマルアンサンブルの曲を聴きながら、穂波の擦れる音、空の青さ、鉄塔の屹立を楽しむ。それにしても、穂波とは、良くぞ言ったものだ。何時もは海を愛する僕だけど、田園風景のおおらかさにも心がときめく。
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そして、重松さんや魚君と土間で色々と話したり、ご飯を食べたり。
彼らは、日本全国、そして世界を旅しながら音楽しているので、自宅にいることは殆ど無いそうだ。かたや僕はといえば、殆ど自宅に居て、ライブとか用事のあるときだけ外に出るような、出不精の生活。ライフスタイルは全く違うが、音楽で、上手く結びついてて、たまの再会そして一緒に音楽をすることが、とても自然であると思う。

そんな、僕たちの関係が、そのまんま、夜のライブでの音楽になったような気がする。
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それぞれの旅、それぞれの思い、を大事にしながら、お互いの音をよく聴きあって、思いっきり演奏する。そこには、過剰なぶつかり合いはない。
個性、というのはよく分からないが、自分を大事にして、人の思いも大事に出来る・・・・っていう、極普通のこと。
それにしても、この二人は、凄かった!!3人でのお手合わせでも、2年前より、スケールが大きくなっていて、余計な力が抜けていて、音に笑いがある。この、音に笑いというのは、なかなかそう簡単にあるものではない。こういう人たちに、僕は、虚無僧の境地を感じてしまう。
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「慈しみの微笑み」を3人で、心を込めて演奏。病をおして、わざわざ聴きに来てくれた、ある人に向けて。その人に贈る曲。本当は歌があるけど、その歌が聴ける日が、また、来ることをと願いつつ。吹きながら、落涙しそうになる・・・・思い出のある、心から好きな曲なので。
最後に、聴きに来てくれた友達のミュージシャンたちを交えて、セッション。
個人的には、お会いしたかったヴィオラのトビウオリアキさんと共演できて、嬉しかった。
潤ちゃんのジャンベも暖かい音でとてもよかった。
凄くピースフルで秋の夜にふさわしいセッションになった。

ライブが終わって、そのまま、打ち上げ。
美味しい料理と、良い焼酎。語らい。
夜は一人で過ごすことが多いので、皆でワイワイやる夜も、素晴らしい。

by ryosai160 | 2008-10-21 22:45


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