アレン・ギンズバーグの朗読と観世栄夫の能管のコラボのビデオ上映、ナムジュンパイクのロボットHK-567の実物やヨーゼフ・ボイスをモチーフにした作品、ジョン・ケージのアクリル板を使った絵画?作品、ルネ・マグリットの写真、と色々と面白かった『ハートビート展』。
坂本龍一が90年代に発表したCD作品のタイトルがそのまんま展示会のタイトルになっていて、このCDにはかなり思い入れがあるし、そこから来る懐かしさ、80年代のポストモダンのかすかな記憶と共に、それだけでは終わらないいつまでも新しいアートの息吹をも感じてきた。
建物自体は、イタリアの建築家のデザインによるものだったと思うけど、未来派的な個性的なもので、ソリッドで渋谷の街の景観にも溶け込みつつひとつピシャッとしたアクセントになっている。
お土産に、ここでしか手に入らないであろうパイクとボイスが並んで写っている中々イッちゃってる(笑)絵葉書を購入。