一昨年は、自分の音が使われた映像が上映されたのもあって見に行った。
今年は、自分の音を使ってくれた佐伯さんが音楽を担当された、「般若心経」(田名網敬一+相原宏治)を中心に見に行った。
会場は百道の図書館にあるシネラなんだけど・・・・客、少な。10人いるかいないか。
ま、平日の夜というのはあるのだが、しかし、寂しいな。
ちょっと特別なカンジもするけど(笑)。
色々と日常のストレスもたまってて、反って、そこに展開される映像に集中できた。
つまらねえ事は忘れたいけど忘れられない・・・・そりゃ当たり前、つまらない日常に居るからよ、とばかりに、映像のどれもが、
「非ユークリッド空間で平行でない2つの線は
交わらなくてよい」の、「絶対的磁場の歪みまくり」の、「執念」の、「再構成された自然」の、「どこに行っても『
嬉しいほど』同じ風景」(以上、かぎカッコの中は当日のメモより)の、僕に語りかけてくるものばかりだった。
どれだけ、僕(たち)は、自らを平坦さに飼いならすように仕向けているのか、良く分かる。
1時間ばかりの発見の時間だった。
「般若心経」?
サイケ
この一言。
脳みそそのものの動きを見るような、気持ち悪いような、ワクワクするような、ヘンな感じ。
決して不快ではなく。
無邪気な訳の分からなさが心地よかった!!