萬坊庵・つれづれの記(BLOGと演奏情報)

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2010年 12月 31日

今年は

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(今年1月・野母崎にて)


生きる、ということに対して、身近に感じたり考えたりすることの多い年だった。
単なる弔いに止まらずに、僕たちが、その人たちと過ごした時空間のその掛け替えの無さを思い起こしながら前に進まなくてはならないのだ・・・・とばかりも思えずに、虚無的になることもあり。
良く分からない、というのが正直な結論だけど、それでも、そこに、心奪われる風景があれば、心奪われよう。
そして、小さな一歩を進めたい。

by ryosai160 | 2010-12-31 19:55 | thought/idea
2010年 12月 31日

「  の中に・・・。」(『肉体の劇場』)で尺八を吹いてきた!

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年末、今年10本目となるライブに出演してきた。
今年は、ライブをする機会がそんなになかった。
僕自身のモチベーションが、どうも上手くライブという行為に向かっていなかったのもあるし、人間関係の変化、ということもある。

このライブも、実は、最初は演奏することに正直乗り気でなかった。オドリの早穂さんから話が来たときは、演奏しなくていいDJスタイル(要は曲を掛けるだけ)で行こうと思ってた。
しかし、のらりくらりの僕も段々彼女に上手く乗せられて(笑)、ジャンベのまつお君と共演、というカタチで演奏することになった。ま、やっぱり人前で演奏したい、という目立ちたがり家根性も復活してきたのだけど(笑)。
ちょっと冒険してみようということで、エフェクターを今までとは完全にチェンジして、それと共に、新しい感覚を広げてみようと思った。(具体的にいえば、今までやってなかったひずみ系とLOOPを取り入れた)
実は、夏ごろから試みていたが、ズット上手くいかなくて挫折しかけてたのだが、このライブのリハあたりから、急に上手く行き出した。非常にラッキー。諦めなかったのが勝因か??

まつお君とは初共演だが、以前共演してたこれまたジャンベのアジ君の友人ということもあって、初めから楽しく演奏できた。演奏自体も素晴らしい。
彼はなかなかプログレッシヴな精神の持ち主で、次の機会に何かあたらしいものを持ってくる、そんなタイプでそういうところも気に入った。
ライブが終わったら、すぐ帰った。何でも、年末年始、アフリカのマリ共和国にジャンベの修行に行ってくるそうで・・・(今頃、飛行機の中なんだろうナ)

本番は、とても緊張したけど、ライブのあの、独特の緊張感と暖かい感じは、その中に居て、久々に覚える感覚だった。
とにかくリハで練り上げた段取りを狂わせないように必死だった。ま、チョッと狂ってしまったところもあるのだが・・・・orz
エフェクターは思いのほか気持ちよく鳴ってくれて、それだけでも幸せだった。

早穂さんのオドリに対する真摯な情熱が伝わってきて、それに自ずから反応して、ちかっぱ尺八を吹いた。舞踏系の人たちとも違う、体のバネの効いた動き(昨年夏のストラスブールで共演した、ブルキナファソのコンテンポラリーダンサー セイドゥ・ボロ氏に似た感じを覚えた)なので、自分の演奏が平板にならぬように、と焦る。
まつお君のグルーヴは本番でmaxになってて、煽られまくってフレーズをトバしそうだった(汗)。

持ち時間は15分前後と短かったが、時間では収まりきらぬ濃いモノをズシッと感じつつ、最後は、自分のフレーズをLOOPしつつ、それをダブディレイとミュートなどでぶち壊しにかかるDJプレイに出た・・・あ、やっぱり最後はこうなるのか(笑)ま、フェードアウトして静かに終われたけれども。

終演後の拍手に、「ああ、色々思ったけどやっぱりやって良かったナ」とシミジミ思った。
2010年のイイ締めくくりだった。

終わった後、ヤハリと言うか、エフェクターについて質問を何回か受けた。
それらに応えつつ、僕の音楽としては、ヤハリ、コレ抜きには語れない部分が大きいことを改めて実感した。

久々のライブの後のビールは格別だった!!!



主催者の原田伸雄さんの舞踏は、完全にある境地にイッチャってた。なんかヤバかった。
他の出演者の方々の踊り(1組寸劇あり)は様々なスタイルで、それぞれに、その人たちの表現への必然性と愛、をヒシヒシと感じた。
なかなか世間一般に受け入れられない表現ではあるけれども、それでも、それに生き様を賭ける人々、そしてそれを求めてワザワザ会場に足を運ぶ人々の思いは熱い。
そういう人たちの中で表現できるのは、これも人生の大いなる可能性である、と思う。

こういう場を作り続ける原田さんに拍手を送りたい。
そして、お手製の散らし寿司、ご馳走様でした!!

by ryosai160 | 2010-12-31 00:06 | performance/live
2010年 12月 27日

熊本紀行

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年末の一日、熊本へ足を伸ばす。
馬刺・焼酎・熊本城本丸御殿、そして温泉「宮原温泉 長命館」。

日本一の赤湯でシッカリ体を温め、白湯の露天風呂につかりながら、折り良く降って来た雪を眺める。
最高ですナ・・・・

こういう時もあるから、ああいう時もあって、ちょうどいいよネ。
そんな気がした。

by ryosai160 | 2010-12-27 19:26 | diary
2010年 12月 24日

Jon Hassell / Last Night The Moon Came Dropping Its Clothes In The Street (ECM 2077, 2009)

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年末になって、ホッと一息。昔からファンの、Jon Hassell の最近の作品をジックリ聴きたいとおもい、購入。

ECMからリリースされていることもあり、全体のサウンド処理に、若干まろやか感が増している感じだが、オクターヴァーを掛けてユッタリした呼吸と不思議な音階で奏でられるトランペットの音色は、たとえインターフェースが今風にノートパソコン主体に変化しても、やっぱり、Hassell先生の専売特許だとおもう。
これだけで幸せになれるのだけど、ダブ・エレクトロニカ・現代音楽などなど・・・が昇華されつくしたような「科学絵画」のキャンバスの上に、個性の強いアルジェリアのヴァイオリンの音(膝の上に胡弓のように立てて弾く様だ)が、いいアクセントとして抜群に効いていて、ともすれば電子音ばかりで残響が多くぼやけがちなサウンドをキシッと引き締める。
「第4世界」の提唱者としてのメッセージ性は影を潜めて、深くて多彩な音のタペストリーの中から、時に、おぼろげに浮かび上がるようである。

音そのものに浸る快感を、まずは覚える。
CDでこれだけなんだから、ライブになったら、どんだけ気持ちいいのだろうか・・・・

by ryosai160 | 2010-12-24 21:07 | diary
2010年 12月 12日

【ライブ情報】2010.12.29 「肉体の劇場」fefteen minites battle

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場所  Space Terra (福岡市中央区警固2-19-9 百田ビル地下1F)

開場  19:00 開演 19:30

料金  前売り 2000円 当日2500円+ ワンドリンクオーダー(ドリンク代別途かかります)

出演  舞踏  秦貴美子 

    舞踏  原田伸雄

    ダンス ヨルカ

    舞踏  松岡智恵

    「  の中に…。・」 
    オドリ:大内田早穂 ジェンベ:松尾太介 尺八:RYOSAI

    パフォーマンス「愛無風有私」
    徳永昭夫


    素劇「ろくろっ首」 
    井口誠司 北村唯 永松貴志 江口隼人 中尾健志 小能見大末輔


タイトルの通り、各々15分ずつの持ち時間で、作品を踊ります。
僕は、大内田早穂のオドリの音担当として、ジャンベの松尾氏と参加します。
短い時間ですが、リハを重ねてかなり濃密でクールな作品に仕上がってきました。

年末のお忙しいときですが、お越しください。

by ryosai160 | 2010-12-12 09:53 | performance/live
2010年 12月 05日

12・4 新作能「桧原桜(ひばるざくら)」を見る

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PVは下記アドレスからyoutubeで見れます。
http://www.youtube.com/watch?v=I95SJ-mYxNw

地元で作り上げる文化の底力を、久々に感じた。
市民とアーティストとアカデミズムが協力し合い、素晴らしい舞台を作り上げていた。
見れて、とても幸運だった。


(以下、帰りの地下鉄の駅にて、記した文章。やや抽象的)

H22.12.4夜 藤崎駅にて
今僕が夢中になっているのはオウテカと海童道祖の音であるが、能においては、そのふたつの相反する・・・と一見思われる要素が何の矛盾もなくミックスしている。
あの世とこの世が行き来し、こことあそこが瞬時に繋がりワープする能の空間と時間の面白さは、徹底的に形式を突きつめて、遠近法を洗練することによってヨリ顕わになると思われる。
最初から自由を求めず、徹頭徹尾「型」を稽古して、それに終始する。「型」を緊張感と安心感の両方から攻めていくことによって、ひとつのトータルな有機性を獲得する、

by ryosai160 | 2010-12-05 21:25 | diary