萬坊庵・つれづれの記(BLOGと演奏情報)

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2007年 11月 25日

ウパシクマの九州ライブ 23日:PAO(長崎県西海市)6周年記念ライブ&24日:カフェ楽屋(福岡市)

今回は
・佐伯 雅啓 (ボーカル・三線・ウード・トンコリ・ギター)
・居森 やよみ (ボーカル・チンドン太鼓・エフェクト)
・伯山 正孝(ディジュリドゥ) from 神戸
・いわつなおこ(アコーディオン:24日のみ)
・RYOSAI (尺八・虚鐸)
という布陣。


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とにかく、食べまくりの日々でした(笑)1日5食はイっていたような・・・・
嬉野温泉にはじめて入ったり(ここの温泉湯豆腐が格別でした)。
行きと帰りに佐世保に寄り、当然、佐世保バーガーを食したり。
その分、ライブもアットホームで楽しかった、ということしか覚えていませんが(笑)

PAOではライブの後の打ち上げでもずっとライブ状態でした。べリーダンスやフラメンコ、凄かったです。アツい時間がずっと続きっぱなし。本当にお祭りでした。

次の日の朝は、目覚めたら、近くの神社の参道を登ってみました。鳥の声、牛の鳴き声、が聞こえる中で、日の光の差し込む山の中の参道に佇む。こういうとき、幸せを感じる。そういう感性を大事にしたいと思います。それが、僕の音(楽)のように思う。

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(写真:廣藤けいさん)

24日楽屋は、地元ということもあって、安心して演奏。
いまや日本を代表するアコーディオン弾き・いわつさんも加わり、イイ感じのライブでした。
彼女は一児の母。色んなことが変わったようで・・・・変わらないような、そんな不思議な気持ちでした。
佐伯さんの弾き語りは、僕が学生時分に広島で聴いてたので、10年何年ぶりに聴いて、とても懐かしかった。そのころは、こうして一緒に色々な場所でライブさせてもらうようになるとは思ってませんでしたが。
縁、ということなんだろうな、と改めて思う。

長浜鮮魚会館で海鮮丼を皆で食べてお開き。

by ryosai160 | 2007-11-25 13:50
2007年 11月 20日

ウタムラミカ

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CD発売を記念したツアーで福岡に来たので、当然、行く。

聴いた印象・・・・素晴らしい、と手放しでいうのはちょっと違ってて、「真剣に聴くに値する音(楽)」というのが、久しぶりに聴いた印象であった。

歌姫、ではなくて、歌巫女。

やっぱり、超自然的な、「霊性」を持った音と言う点で、太古の、まだ音楽と言うカタチを持つ前の「音そのもの」を感じる。
自然の風物に奥深いものを直感する感性と、東京に移住して、都市の闇の物質的実存性を顕そうとしている、その狭間でのライブ、であったと思う。
この人の、闇に対する感覚は尋常ではない。稀有の人。

by ryosai160 | 2007-11-20 23:53
2007年 11月 18日

津軽三味線ライブ at ぎゃらりい花うさぎ

西区金武にある、「ぎゃらりい花うさぎ」という古民家を改造したスペースにて、何時も共演している津軽三味線の大石さん、そして仲間の後藤さんとのDUOに、僕がシークレットゲストとして混じる、というライブでした。

僕の住んでいるのも西区ですが、同じ西区でも、全然気候が違う、と言う感じ。
底冷えが凄い。
ま、山側と海側なんだから、気候が違うのは当たり前だが・・・・・

今日は、昨日とは違った内容でまた楽し、と言う感じでした。
お客さんは一杯。 TVで宣伝したこともあって、定員オーバーの上にお断り、というような状況だったらしいです。凄いな、大石先生。行く所行く所お客さんが一杯だ。これも、彼の人徳でしょう。
多いだけではなくて、ノリも良い、聴く楽しみを知っている、という感じの雰囲気のお客さん達でした。楽しみに来ている、という積極的かつ包容力のある方々の前で演奏すると、ついつい、エンターテイメント爆発状態になっちゃいますネ。
ベンチャーズメドレーの中に「小さい秋見つけた」と「エリーゼのために」を織り込んで笑いを取りながら演奏できる尺八吹きは、世界中でも僕だけでしょうwww

しかし、二日連荘で「涙そうそう」やりましたがw 一緒に歌うお客さんが沢山、僕も吹きながら心の中で歌いました。
昨日の志摩町も来て下さったお客さんがいらっしゃって(感謝です)、おんなじ曲って、分かられたかな(笑)

勿論、本領の津軽民謡も、ガッツリと演奏しましたよ。
今回も、大好きな「秋田荷方節」を演奏。そして、大石氏のソロで、これまた大好きな「津軽音頭」が聴けて良かった。
後藤さんが、昔使われていたタイプの、弦の緩い音が素朴な津軽三味線で「十三の砂山」を弾かれたのにも、いにしえの記憶をたどる様な不思議な気持ちになりました。

3人での演奏。吹きまくり、の一言。 スリリングで気持ちよかった。
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津軽の地図を片手に津軽三味線の歴史や風土を解説する大石氏。これは良かった。
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右:みかんを模倣したお菓子。これとライブで3000円でした。決して安くは無いが、それでも定員オーバーだったから凄いな~~~ 因みに僕は、食べ損ないました、このお菓子(涙)。
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by ryosai160 | 2007-11-18 23:59
2007年 11月 17日

アクロス・レインボー・コンサート at 志摩町歴史資料館

地元の糸島での演奏。

福岡アンサンブルアジアという、和楽器と中国楽器、そしてピアノのアンサンブル。
全国的にも大変ユニークなんだそうだ。
確かに、演奏してて面白い。
和楽器と中国楽器の音色・発音は全然違うので、相補って、豊かなアンサンブルになっていると思う。
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ここ一週間、音楽知識に乏しいながらも取り組んだ「川の流れのように」のアレンジも、リハで合わせたら恙無く演奏できて、ホッとしたというか、また勉強になりました。 アンコールで演奏。盛大な拍手が来た。あ~~良かった・・・・・

サザンのTSUNAMIは演奏しながらやっぱ、クるものがあった。心の中で歌う。 サザン独特の転調が、尺八にとっては一寸難ではあるが、とにかく美しい曲なので、そんなことは気にならぬ。この曲に、「あのとき」のセンチメンタルを投影する人は多いと思うけど、僕もその一人である。
夏も終わりに近づく夕方の海の最後の輝きと淋しさを思う。

共演者:笛の藤舎元生先生、ピアノの植原さん、二胡の楊芸さん、中国琵琶の楊晶さん・・・・の演奏は素晴らしかった・・・やっぱ、プロの方々は「音が太い」の一言に尽きます。隅々まで神経が行き渡っている。僕はまだまだ音が痩せているので精進しないとイカンと痛感。
しかし、ピアノとの「枯葉」は、久々に、ジャズと言うか即興の面白さを堪能させてもらった。リキを入れて吹きまくったので、終わったら、腰が痛かった(笑)

お客さんも一杯で、盛況でした。
志摩町は文化レヴェルが高いように思った。

残念ながら資料館をユックリ見る余裕は無かったので、冊子を頂いて帰る。
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そして、演奏の終わりに花束贈呈があって、予想外のことだったが、とても綺麗なお花を頂き、ウチで早速母に飾ってもらった。
志摩は花どころとしても有名らしい。一番嬉しいプレゼントだナ。
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夕食は「雛游庵」の弁当だったし。

糸島はやっぱり、いいね。 考えてみれば、糸島での演奏は始めてかも。

by ryosai160 | 2007-11-17 23:00
2007年 11月 10日

ITOSHIMA紀行

午前中に用事を済ませて、午後から疲労回復をかねて、独りで出かける。
JR筑肥線。途中からワンマン編成になる。田園風景とマッチしている。

筑前深江の「きららの湯」で、1時間ぐらいかけて色んな風呂にユックリ浸かると、この所の、ライブや日常を含めたハードワークの疲れがあらかた取れてしまった。
露天風呂に入ると、頭が風に吹き晒される。糸島はもともと風の強いところ。その冷たさに、冬の気配を感じる。
庄野潤三の『プールサイド小景』のラストシーンのように、皆、湯船から頭だけを出して浸かっている。その、キリコ的面白さ。

温かい紅茶を自販で買って、鹿家(SHIKAKA)に海を見に行く。
無人駅を降り立って、小さい道を歩いて、海岸に着く。
ローレン・コナーズのSAILSを聴きながら、砂浜を歩く。
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この海を教えてくれたアナタと、いつかは歩きたいと思う。
そんなことを思いながら、とっぷり暮れてしまって波の音だけの海の、その遠くに光の群れを見る。

玄界灘。
僕はやっぱり、この海が好きだ。

by ryosai160 | 2007-11-10 22:32
2007年 11月 03日

Rock Garden

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「あぐら」かいてな、おなかのそこまでな、いきをふか~くすってな、ゆっくりはきだしながらな、めのまえのかぜやそらをかんじるんや。それが、「ぜん」なんやな。

by ryosai160 | 2007-11-03 11:49
2007年 11月 03日

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by ryosai160 | 2007-11-03 11:47
2007年 11月 03日

京都の秋

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by ryosai160 | 2007-11-03 01:23
2007年 11月 03日

Asian wings 関西ツアーを終えて

27日 京都 同志社大学 京田辺キャンパス・ハローホール
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28日 神戸 三宮 Wynterland
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濃い2日であった。
少なくとも半年分の音楽体験をしたような、そんな感じ。
僕の培ってきた音、を全て吐き出した、という感じ。

メンバーは

おおたか静流(歌、声、小物)

佐伯雅啓(三線 ウードほか:バンマス)
居森やよ美(歌 声 シンセパッド)
嵯峨治彦(馬頭琴 ホーミー)
望月太喜之丞(歌舞伎系打楽器 声)
田中峰彦(シタール)
田中理子(タブラ)
児島佐織(テルミン)
小澤敏也(パンディーロ ベリンボー)
山田巧(ディジェリドゥー)
RYOSAI(尺八)

の、総勢11人。
東京・大阪・奈良・札幌、そして福岡。
日本各地に散らばるツワモノ・クセモノ総結集、という、なんか梁山泊状態。
「宝船」とか「七福神ならぬ十一福神」と表現されたお客さんも・・・・(笑)
あんまりお金には縁が無いような気がするが・・・・(失礼)

ひとつ間違えれば、ただのアナーキー・インプロ・エスニック大会に陥りそうなものだが、今回のために、男・佐伯雅啓55歳の用意した、並々ならぬ苦心と愛情のこもった譜面の数々&入念なリハーサル(これは延べ10時間近く・・・ホンマにキツかった~~)が大いに功を奏し、曲の流れを掴み易く、そして、非常に自由度の高いアンサンブルが出現した。
勿論、僕を除いた演奏家個々の力量はいうまでも無く一級品であるが、やはり、「将」の采配が大きい。

佐伯雅啓・・・このオッサンとは短くない付き合いであるが、本当に、この、奇蹟とも言うべきバンド、その原動力として、また、身近に学ばせていただいた。
プレイ自体も、ブルースを元に、色んな楽器・音楽を取り入れた、独創的なスタイル・・・・しかし、例えばギターでシンプルにカッティングしたときに、その腰の強い音色で、バンドを的確に支え、リードすることも忘れては居ない。
リチャード・トンプソンが好きな人は一杯居るが、匹敵する人はこの人ぐらいか。真のオルタネイティヴ・ブルース・マン。
この人を見よ。

いつもその傍らに居る居森さんとも、色んなところでご一緒しているが、今回のライブでは、特に、ステージでのその横顔が、輝いていた。
音楽をやり続けることは、とても大変なことであるけれども、この人を見ていると、ヘンな自意識が無くなっていくのを感じ、自然体で音を出すことを感じる。
生活をする、音楽をする。この人ほど実践できている人は、どれだけ居るのか??
再び、この人を見よ。


そして、おおたかさん。
ひとつの声、ではなく、同時に、たくさんの声を出すことが出来る。
そして、その声は、また、ひとつである。
僕の生涯の師、キム・デファン先生の太鼓の音に感じた、「多声」。
所謂ハーモニーでさえも、単調なひとつの音に感じさせてしまう。
「多に向かって開かれたワタシの変幻態」が存在する。
もはや、人間ではない。よく、MCで「前世は妖精でした」と仰っているが、現世も、妖精である、と僕は感じる。
その、オーラ漂う後姿を見ながら、尺八を吹けたのは、とても得難い体験であった。思いっきり、翔べた。

オリジナルの「パティロマ」という、波照間島への限りない想いと愛を綴った歌。
演奏しながら、泣きそうになった。
僕も、いつか、パティロマに行きたい。
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翻って、僕。
今回は、
あんまり、どうやろうこうやろう、って思わないんよね・・・・
気持ちよく、音に呑まれたい、って気もする。
という感慨とともに、ライブに臨んだ。
音を解釈するのは、やめた。

音とともに、その時空に存在する。
そのことを、深く深く、深呼吸とともに、認識する。
気持ちよさ。
風呂にザブンと入ったときの、あの、開放感。
故郷の海を眺めるときの、心の広がり。


僕は、日常とライブを分けて考えることは、もう無い。
日常の、様々な陰影と哀歓、風景と退屈、はかない希望、そういうものを大切にするからこそ、ライブで演奏し、「自分」を離れる瞬間を体験することも、また、切実になってくる。
これだけ色んな嗜好が混在して、それが執拗にネットワーク化された世界では、もう、アートとか言う「隠れ家」は存在しないのではないか、そんな気もする。

ついでに言うと、僕は、ライブは、見に来てくださっている方々が、裏方の方々が主人公だと思っている。僕も、人のライブに心ときめかせたり、裏方に回ってライブが成功するように願いつつ動いたり・・・そういうことと、舞台にのぼって演奏することとは繋がっている。

共演する方々の日常の何気ない表情から、その人の音楽を読み取ることも楽しいことだ。
音を出すときだけが音楽ではないので・・・・

最終的には、フラットに、目の前の物事を受け入れて味わう、そんなことが出来るように・・・
本当に簡単なことが出来にくくなっている現在だから、余計に憧れる。
自分の小ささをヒシヒシと実感する。


今回は、ライブについて、具体的なことは書いてない。
今、愛する福岡に居て、感じることを淡々と書く。
それしか、できない。

でも、特に話し込んだ嵯峨さんや田中さん、同志社大学のKさん、音響のマムさんを始め、共演者の方々や、ライブに関わってくれた様々なかたがたとの音や言葉での対話、それは、僕の無形重要文化財となっています。ありがとうございます。
あなたたちの存在が、卑小な僕を奮い立たせてくれる。
フラットに、本質的なことについて、語り認識し続けたい、と思います。

by ryosai160 | 2007-11-03 01:05