萬坊庵・つれづれの記(BLOGと演奏情報)

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2007年 03月 28日

25日 DORAまつり at 平家の里

打ち上げの後、伊勢に向かう。
奈良から3時間ぐらい。
会場の平家の里で宿泊兼ライブということで、主催のミキさんたちのお出迎えを受けて、一寸話して、夜遅いので寝る。山の中なので、静かで良く眠れた。

明けて、起床して外を一寸散歩。
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暖かい空気、水の音、空の色、山の存在。ホントにいいなぁ~~~
ミキさんたちと挨拶。伊勢で「シャンバラ」というアジア雑貨のお店をされてて、ストレートでいい感じの人である。
せっかくだから伊勢神宮にも行ってみるかという事で、今日演奏するウパシクマのメンバーとめづまりさんとで、お客さんとして(!!)来ているおおたかさんと合流して行って見る。
僕は生まれて初めてなんだが・・・・・神社に行き着く前に「赤福」を買い、伊勢うどんを食い、牛串を堪能し、肝心の伊勢神宮には行ってないがそれでも満足感はあった(笑)。
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本番前に会場に戻ると、祭りは始まっていた。
DORAさんという去年亡くなった民謡歌手の方の追悼イヴェントと言うことで、黙祷があり、ミキさんの心に迫る朗読あり。
迫力の在る民謡の演奏があり。
僕たちの演奏があり。
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4曲演奏。僕の大好きな「カイカイアシトゥ」を御仕舞いに。
曲がイイ、というのもあるんだが、冴え師の「追い求める心」が歌となり音となり・・・・そこに先ず涙が出そうなほどグッと来るものがあった。エレキギターでさり気なくトンコリのフレーズを模しつつ、ライ・クーダーの様でもあり・・・・とにかくキた。
いもりさんの的確なバッキングも素晴らしく、こういうのをSPIRITUAL TRIBEというのだろうなと思った。思う存分トベた。
ディジェの山田さんと「アレはキましたね~」って、奈良までの帰りの車中で話した(彼も激ヤバでした)。キまくってトビまくって、そのまんまコチラの世界に帰れんでもええわ、ってフト思った。

DORAさんの魂のことを思い、僕の今の歳と同い年で急死した尺八の先輩のことを思い、若くして亡くなった伯母のことを思い、そこからああいう演奏になったのかと思う。作為的ではなく、極自然にああなったとしか言いようが無い。
九州から行った甲斐があった。

二日間の素晴らしい時間を過ごさせてくれた佐伯師に、心から感謝。

by ryosai160 | 2007-03-28 00:00
2007年 03月 26日

24日 Asian wings at親愛幼稚園

Ⅰ:リハと前メシ

尺八を持った渡り鳥は、奈良と伊勢でライブのため今度は関西へ飛ぶ。

23日、新幹線とJRを乗り継いで奈良入り。所要時間4時間。意外と近い。
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降り立ったJR奈良駅はすっかり綺麗に新築されていた。しかし、昔の駅舎が貴重な文化財なので、土台ごと新駅舎の隣に移動していて保存されている。文化に対する熱意が感じられる。
夕方、24日のライブ会場の親愛幼稚園でリハがあるので直行。道が分からないのでバンマスの我らが佐伯師に迎えに来ていただく。僕のグルの一人である師とはネットではおなじみだが久々に顔をあわせると、ホッとするものを感じる。
親愛幼稚園は、「日本聖公会」というカソリックでもプロテスタントでもない独自のキリスト教系の教育機関との事。お堂のような純日本的な建築の中に礼拝堂があって、ちょっと不思議な感じ。小さいパイプオルガンもある。こういう場所で演奏できるなんて・・・・・・しかも、Asian wingsと銘打ったバンドは、シンガーのおおたか静流さんを始め、錚々たるプロがメンバーであり、気が引き締まると同時に胃もキュッと引き締まる(笑)。僕が今までやってきたことが、果たして何処まで通用するのか・・・不安になってしまう。
しかし、逆に言うと、音を楽しむための最高のシチュエイションが佐伯さんの不屈の努力と愛によってしつらえられ、そこに招かれたと言う、もったいないけど有難く楽しいことなんである。

おおたかさんと企画をしてくれたチャボちゃん(娘さんがこの幼稚園に通っている)が既に到着、挨拶をする。

「コマソンの女王」とのNY以来の2年ぶりの再会。
「こえのおえかききょうしつ」というDVDを頂く。恐縮して頂戴する。
本当に人柄の良い方だ。
しかし、相変わらず不思議な格好をされておられる・・・・(笑)。

ディジェリドゥの山田巧さんも。去年夏の大阪以来である。
バリのアジャというディジェの達人のお弟子さんらしくて、本当に上手い。
無口で実直そうなオーラが安心感を覚える。この安心感が、共演のポイントになる。

程なく、シタールの田中峰彦シタールの理子夫妻も到着。
インド音楽の第一人者で、オープンハートのテクニシャンである。そして峰彦さんは駄洒落の達人でもある(笑)
去年春の北海道以来である。

居森さんはまだ到着してないが、とりあえず、1発目のリハ。
音響のマムさんたちが一応PAをしつらえてくださったが、アンマリでかい音が出せないので、モニターだけで出音を確認しつつ。それでも、良い感じで出来た。
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晩飯は、近くの「文楽」という出石蕎麦のお店で。
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久々に日本酒を飲む。辛口で疲れた体には特効薬である。
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蕎麦、最高でした。麺がキシッとしてて、それだけでヤバい。
皆でワイワイ言いながら楽しく食事。これがバンド演奏の楽しみの一つでもあり大切なファクターでもある。最高のひと時。

猿沢池前で鹿に近寄ってこられたのが一寸怖かった。慣れてないからね。
鹿を轢いたら5万円罰金らしい。奈良のドライバーは大変だ。
奈良の夜は底冷えが凄い・・・九州の寒さとは質が違う。
でも空気が澄んでいてイイ感じである。

その後、チャボ宅へ。
曲の確認をバックバンドのメンバーで。
「クリケットソング」というシタールとの曲のフレーズがリハで出来なかったので、譜面を作って練習。本番では何とか出来ます様に・・・・
またもや持参の泡盛を飲む。


Ⅱ本番と後メシ

24日、起床してメシ食って会場入り。
2発目のリハ。昨日より詰めて、しかしユルく(笑)。
居森さんが使用するROLANDのHANDSONICが痛く羨ましい・・・・
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ナンか彼女、CHAOSPADとHANDSONICに挟まれてDJの様な感じ。
ま、僕も足元にDJ用エフェクターを並べているので人のことは言えないが(笑)

開場して、お客サン続々と入場。300人ぐらい来るそうだ。
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外に居たら、おおたかさんの追っかけのこまっちゃんに会う。
mixiで知り合った千葉のおにくさんと始めて挨拶する。この方もおおたかさんの熱烈ファンである。
濃いお客さんにイキナリ出くわしてしまった(笑)。

珈琲を飲みたくなったので通りに出てマクドで珈琲を買う。
iPodでPETE COSEYのギンギンにイカレたギターソロを聴きテンションをアゲアゲにする。本番前の儀式のようなものだ。

紹介されてステージ入り。
チャボが司会進行で上手く仕切っている。
園長先生のご挨拶とお祈り。
そして、園児たちの声と保護者や一般のお客さんの熱気の中、本番は始まった。

1部
1・安里屋ゆんた
2・島々かいしゃや
3・蘇州夜曲
4・ぴっとんへべへべ
5・思い遂げねば

2部
1・I remenber you
2・林檎メドレー
3・でんでらりゅうば
4・童謡メドレー
5・じんじろげ
6・ひがらがさ
7・アンコール でんでらりゅうば

こんな感じ。
色々途中でハプニングもあったが・・・・・とにかく楽しかった!!
てか、ハプニングあってのライブである。
僕も心から楽しんで、あるときは実験し、あるときはシブく吹いた(笑)。
凄くレヴェルの高い「会話」に僕も混じり、オープンで必死で・・・となんかよく分からない状態であった。
しかし、手ごたえがあった。
「島々かいしゃ」で涙が出そうになったし、I remenber you は心にグッと来た。
その気持ちを音にした。

こういう静かな曲を、熱心に聴いてくれる園児たちの瞳が尊い、と思った。

あっという間に2時間半の時間は過ぎた。

コンサートは大成功。

チャボ宅での打ち上げも大変盛り上がった。
峰彦さんと、彼の師匠格に当たるニキル・バナルジーの話、チャボのご主人の西さんと尺八の話、PAのマムさんとクラブカルチャーの話で楽しかった。
佐伯さんが〆に「ぴっとんへべへべ」を歌い踊る。このオヤジ、最高!!
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それにしても、おおたかさんの人気と存在感と包容力に感じ入った。
共演させていただいて本当に光栄です。感謝です。
「リンガーハット」のテーマ曲をナマ声で聞かせていただいて地元のものとしては感無量でした・・・・

by ryosai160 | 2007-03-26 00:00
2007年 03月 23日

22日:いきっ子会at天神博多ビル

玉名から戻ったと思ったら今度は天神にて演奏とお話がある。
全く、ちょっとした旅烏である。

長崎の壱岐に「壱岐っ娘」というヒットしている麦焼酎がある。
それを飲みつつ、各界で活躍している人の話を聞いて見ようじゃないか、と言う趣旨の「いきっ子会」の講師兼演奏家として呼ばれる。
過去には、あの「神様稲尾様」の稲尾さんが講師として呼ばれたらしい。
あっしのような若造が・・・とも思って躊躇する気持ちも正直あったが、依頼者が大変お世話になった人なので、出演をOKする。

しかし、会場に行ってみると、皆さん楽しそうに飲んでいらっしゃる。
堅苦しくない雰囲気だ。しかし下卑ていない。ホッとする。出された「壱岐っ娘」を飲む。42度あるらしく、僕は度数の高い酒が好きなので、イイ感じの口当たりである。
しばらくして紹介されて僕の時間。
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尺八について喋る。
内容は、

・尺八は材質は必ずしも竹である必要は無く、構造さえキープできれば何でもいいこと。実際に僕は水道管の尺八を使っているし・・・・
・尺八の内側は石膏と漆で主に出来ており、構造的にはフルートやリコーダーとさほど変わらないし西洋音階でチューニングされているのでジャズやらバッハやら色々な音楽を演奏できるようになったこと。
・「首振り3年」はあくまでも特殊な事例であり、他の管楽器と同じく、まっすぐな音を出すことが先ず大切なこと。

というような、尺八に対するイメージを「現実的に」持っていただくようなことを主に話す。
建前は別によろしいと言う気持ちで。酒の勢いも一寸借りつつ(笑)
やっぱり、驚きの反応が多い。

そして演奏。尺八で福田蘭童、TAKE5、虚鐸で美しき天然、を吹く。
皆さん、しーーんとして聴いてくださる。僕よりも人生経験豊富な方々が真剣に耳を傾けてくださって、誠に恐縮である。

本当に、ソロで吹くと、音の骨格と言うものがよく分かる。感じられる。実感する。
宗教的ともいえる時間である。
頭が真っ白になって指だけ動く。

あっという間に、30分は過ぎた。
大好評だったとの事。

終わって、来場されていた愛宕神社の神主さん、壱岐焼酎組合の理事長さん、中国友好協会の会長さん、など、いろんな方と名刺交換する。
ちなみにこの会の会長さんは九州大学名誉教授である。

僕もこういう会に呼ばれる身分になったんやな・・・・とフト思う。
相変わらず中身は、「あのとき」のまんま成長してないが。
でも、もう若くないし、歳相応に中身のある演奏をせんとね。

終わって打ち上げに。行った先の居酒屋には、当然「壱岐っ娘」が・・・・(笑)

by ryosai160 | 2007-03-23 00:00
2007年 03月 22日

21日:春の太陽まつりatちゃぶ台

玉名でのライブは2年ぶりぐらい。
本番の前日に玉名入りして、温泉とラーメン(玉名は熊本ラーメンのルーツであるらしく、街のいたるところにラーメン屋がある)を楽しむ作戦に出た(笑)。
博多から1時間ぐらいで玉名に着く。こじんまりとした落ち着いた街である。
先ず、温泉へ行く。よく分からないので、「つかさの湯」というネットで見た温泉に行くことにした。最近出来たばかりで綺麗で大きい。ま、この手の温泉にご多分に漏れず、ちょっとカルキーな香りはしたが(笑)。しかし、浸かり心地はとても良かった。露天風呂は滝を見ながらで、無心になれる。
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その後、ライブ会場でもあり宿泊地でもある「ちゃぶ台」へ。オーナーの清田さんに挨拶して、ほどなく共演者の平魚泳君到着。京都から鈍行で来たらしい。持参の泡盛を飲みつつ色々話し込む。彼の友達の、代々木公園でホームレスでカフェをやっている人の話が特に面白かった。あっという間に夜中の2時になった。
次の日は、高瀬倉辺りを散歩して、ラーメンと餃子をご当地在住の歌い手・川原一紗さんオススメの「千龍」で食って、菊池川で尺八を吹く。
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リハの時間になったので会場入り。sosoさんとも合流、3人でリハ。
今回は僕もノーマイクで、皆、素の音である。最近はエフェクターと共に行動していたので、たまになこういうのもいいかなと。というか、こういう音がふさわしいだろうと読んで来たが、見事に当たった。自分の身体の力と尺八そのものの響きに身を任せるしかない。
で、本番。sosoさん作のこのポスターのような感じだった。
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ソロとセッション。ソロで、ふかみあやさんのKikuchiを吹く。ご当地ソングと言うことで(笑)。
sosoさんの「息をして」や泳君の広島で作った歌に混じったりした。
3人ともキャラクターがぜんぜん違うのが逆にとても効果的だったかも。
セッションは、本当に素朴でプリミティヴな感じだった。
マイクからスピーカーへと出る音に慣れててダイレクトに音そのものを聴いてもらう、というのはめったにチャンスが無いので、反って貴重だったかも。
お客さんも段々増えて、おしまいのセッションは結構盛り上がった。
打ち上げも盛り上がった。料理も美味しかった。

by ryosai160 | 2007-03-22 00:00
2007年 03月 19日

18日:『静寂なる怒涛』at Katemusic

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6回目の共演。sosoこと重松壮一郎さんとは、なんか「本質的にウマの合う」モノを感じる。
それだけで、共演の動機としては充分すぎると僕は思う。

演奏前に、門司港の出光美術館に行く。
サム・フランシスのどでかい絵が4点ほど入り口ロビーに常設されている。僕の心からのお気に入り。もう10回は見ているんじゃないかな。彼の心の軌跡が色となって形となってキャンバスに噴出している。それを間近で楽しめるのが素晴らしい。たった20分しか居れなかったが堪能した。

会場のKatemusicでのライブは久しぶりだが、ケイトさんやコウキさんたちの暖かい歓待を受け、リハと本番を。
色々とイヴェントが重なったのでお客さんは予定していたよりかなり少なかったが、その中で、本当に僕たちを選んで見に来てくださった方々に、心からありがとう。
その気持ちは、演奏でお返しする。それしかない。
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今回はDUOの途中でsosoさんが用意してくれた曲を元に即興をする。
「暗い森を黒い鳥がかけぬけて行くような感じ」ということで、その言葉でイメージを膨らませる。
そして、音はイメージを持って空間へと・・・・

古代の日本、ネイティヴアメリカンの聖地、雲の上の世界・・・・・

共演して初めての(笑)アンコ-ルが来たのには嬉しいやらビックリやら。
「夕陽」を演奏した。

僕たちの住んでいる反対側の世界を照らすために夕陽が沈むのを僕は見た

という、アレン・ギンズバーグの詩を紹介して。

by ryosai160 | 2007-03-19 23:59
2007年 03月 17日

能古島にて

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「のこのしま」と呼ぶ。古くは「残島」と書いたようだ。

初めて能古うどんを食べた。

風は冷たかったが、冬の風ではなく、春の匂いがした。

by ryosai160 | 2007-03-17 23:02
2007年 03月 10日

BREADBOAD BAND

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オフなんて気取った言葉は嫌いだが、ヒマが出来たので、久々に街歩きをする。
大濠公園から中州まで。
普段は交通機関で素っ飛ばす街の風景も、歩きながらジックリ見てみるといろいろと発見があって面白い。

久々に「ツナパハ」の激辛(勿論美味い)スリランカカレーを胃に何とか収め、「美味」で珈琲を味わう。

夜はart apace tetra に、BREADBOAD BANDを見に行く。

剥き出しの電子回路から発せられる音はとてもダイレクトで楽しかった。

音の組織化が音楽である、って確かエドガー・ヴァレーズの言葉であると記憶する(そしてこの言葉から「音響」という概念が発展したんだと思う)が、ライブを見ながら時々思い出した。

その意味で、どんな音(楽)も、全て一緒である。
休憩で外に出たときに聞こえて来た車の騒音も。

音とそれを受け取るヒトの関係を確かめる。
音で情緒を満足させることが凄く危険だとよく思うようになったので、今日は見れて良かった。

by ryosai160 | 2007-03-10 23:18
2007年 03月 05日

小旅行

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by ryosai160 | 2007-03-05 23:10
2007年 03月 04日

夢の跡から夢の前に うずめ劇場『近代能楽集より道成寺・班女・卒塔婆小町』

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「夢の中」は、この場所に居た人だけの特権、ということで。

今思い出しても、「夢中」であったこの公演。
でもそれは、夢だけでは終わらない力を僕に与えてくれた。

以下、芝居終了直後にとあるところに書いた文章。



バラシと事務所での収納に汗を流して、軽く打ちあがってソニックで帰ってきた。
くたくた。

俺はこの半年間、この芝居に悩みまくった。

本番は全日出演できるのか?という不安と、ウチから門司港まで片道2時間の距離から来る疲れなどと闘いながら、7公演全て生演奏をした。
忘年会の席で生演奏を全日やります!!と宣言して引っ込みがつかなくなったのもあるけどww、やり遂げた今は、これから何が起ころうとも、俺は大丈夫だという確信が持てた。

ペーターに俺の音をミーティングの時に誉められて嬉しかったし、役者さんも芝居がやりやすかったと言って下さってホッとした。

脚本持って西新のマクドや珈琲店を転々としながら、音を入れるところを考える。
演出家の友さんにメールで音源のサンプルなどを送って返事をもらって考える。
稽古のときは必ず動画を撮って、役者さんの動きを注意深く観察する。うちに帰って動画を見て、分析する。
いろんな役者さんに質問する。


そして、俺は、俺の信頼する音しか芝居には使っていない。

|uniq"est|や、そのメンバーの、ここのところ一番関心のある音を思いっきり使わせてもらった。いわつさんの人生と音が一体化した演奏も使わせてもらった。冴え師の貴重なエレクトリックタンブーラも使わせてもらった。

本番の日々は、門司港から会場まで自転車で通った。
快く貸してくださったtaniseさんがもともと誘ってくださったから、俺は、あの場に居られたわけだ。

相変わらずやってる大槻君やめづさん。

ラスト公演で来て下さった谷本さん。


「今は春なのね」と、芝居のラストでの台詞。
俺は涅槃の音をイメージしてエレクトリックタンブーラと尺八で吹く。吹くたびに、希望という言葉が胸に。
女優の松尾さんも同じ事を仰ってたな。


この芝居が終わったら、春が来る・・・・ってずっと思ってた。比喩ではなく、輪廻する季節として。

春が来る。

胸がいっぱいで泣きそうだ。
泣いていい、よね。


関わってくれた皆、ありがとう。心より。

by ryosai160 | 2007-03-04 21:50
2007年 03月 01日

3月になりました。

夜も暖かくなったりして、今日も西新の商店街を歩いててジャンパ-が要らなかったほど。あっという間に春が近くなってきた、という気がします。

BLOGを更新しておらぬが、唯今、「うずめ劇場」の写真など整理中。
眺めつつ、色んな想いが交錯します。
週末にはUPできるはずです。
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花粉症と年度末の忙しさと2月はハードなライブなど続いたので、そのリバウンドか・・・・体にガタが相当来ています(泣)。

で、明日は、|uniq"est|の練習で、明後日はレコーディング。
最近の月イチ恒例行事になっちゃいましたがw、しばらく独りで音を作ったりという作業が続いたので、バンドでの音に正直飢えています。
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今までのライブの動画を見直したり、TortoiseやCANのDVDを見たりして、イメージ作り。イメージさえ出来たら、指は勝手に動きます。 ガタの来た身体からでも、音はイメージに導かれて、自由に鳴り響きます。音がフィジックを超える瞬間です。

3月も色々とライブがあります。
一つ一つに全力投球、頭の悪い生まれつき極道の僕にはそれしか出来そうにありません。

まずは、明日明後日をかけがえの無い日に。

昨日、職場を、病気で病めたヒトがいて、とある重い病だということです。今日から骨髄移植に備えて入院だそうです。
顔見知りのそのヒトを思って愕然とした。
僕よりひとつだけ年上である。
子持ちの女性である。
離婚してて、親は両方亡くなっている。
無常を感じ呆然としますが・・・・

by ryosai160 | 2007-03-01 22:02