萬坊庵・つれづれの記(BLOGと演奏情報)

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2007年 01月 28日

うずめ公開稽古part2

昼から北九州は黒崎の「穴生市民センター」にて、うずめの公開稽古。黒崎駅から筑豊電鉄に乗って5分ぐらい。エエ感じの郊外である。空も晴れてるし。
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黒崎駅で「かたパン」を購入。時間がアンマリ無いので、ホームの立ち食いうどん屋でかしわうどんを啜る。美味かった。

市民センターは、地域の交流盛んな様子が見て取れて、イイ感じであった。色んな力作が所狭しと展示。大きな油絵が多いのが印象的だった。

さて、稽古は「道成寺」の前半。
この作品では、生音で尺八を吹くことに決めているのでマイクと機材は使わない(他の2作品、「班女」は生演奏はなし、「卒塔婆小町」でエレキ尺八全開!とまあ、こういうことに・・・おっとネタバラシ??ww)。会場の門司NTTレトロ館は響きがかなり凄いが、ここもそこそこの響きでOK。
パントマイム系の下川さん(踊り子役)とバナナの叩き売りで有名な中岡さん(商人役)のダイアローグを中心に展開する。ツボを得た配役の個性的な掛け合いが面白い。
下川さんの声がかなり甲高いので、尺八は中低息を狙う。とある現代邦楽のワンフレーズと、虚鐸での即興を演奏。コレが適切か否かは、僕の判断ということかな。よく分からないが、今のところ、ダメだしは食らっていない(笑)。食らっても一寸困るんだけど・・・・
お客さんは、センターのサークルのオジちゃんオバちゃんが中心で、なんかこう、和やかな雰囲気であった(公開稽古の前まで、ビンゴゲーム大会があってたしww)。先月の八女での公開稽古では、いかにも関係者という面々がお客さんで妙に緊張したが、今日は大衆演劇の公開稽古(なんてするのか?)のようなノリもあった(笑)笑い声も連発、お客さんからの演技指導?もあったりして、ともかく楽しかった。

終わりに、僕が『南国土佐を後にして』をサービスで吹いて終了。3・18のケイトミュージックでの重松壮一郎さんとのライブ『静寂なる怒涛』の宣伝もシッカリする。
勿論、2・12の呆けすとらライブのフライヤーも置かせて頂く。

下川さんに、
「尺八を吹いているときのRYOSAIさんはカッコいいです!!」
と言われてそのフレーズをかなり、帰りの電車の中で牛のように反芻。可愛い女の子に言われると嬉しさも一入である。 のぼせもん、ココに一人あり。

by ryosai160 | 2007-01-28 19:46
2007年 01月 28日

カーベイハイテル

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2年ぶりのライブ。

全身を没頭して聴く。体が揺れて跳ねて漂って静止する。

眼は、曇りなのか涙なのか分からないもので・・・・

ロックバンドの形式をとった、チベットの音楽。
ライブハウスに居る、カイラス山の麓の人たち。

小さい括りに収まらないこの音楽を聴いていない人は、非常に気の毒な気がする。

by ryosai160 | 2007-01-28 01:09
2007年 01月 22日

稽古の夢は夜開く part2

昨日はうずめの稽古8時間。
門司港のNTTレトロ会館で5時間、黒崎のうずめの稽古場で3時間。
北九州横断、てな感じ。
門司港で跳ね橋を見れたのはラッキー。何か良いコト、これからありそう・・・・ww
皿倉山の夜景をバックの稽古には、感嘆の声が出た。
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メシは、昼はうずめのマキさんオススメの門司港名物?スーパーランチ、夜は黒崎名物かたパン。 スーパーランチにヤラれて、晩飯は要らなかった(苦笑)
とってもジャンキーな感じだった。言っておくが、かたパンは大好物である!!
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北九州独特のインダストリアで乾いた空気感が、そこに生きる人々のBLUESを逆に印象付ける。そんな感慨を今さらながら持った車窓の中。
昔の栄華今何処・・・・なんて感傷はこの街には要らん。
何せ、人間が濃い、この街は。
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音楽担当、なんて「アプリオリでない」ワクを払って、人間と人間の、人間と空間の、時間の、劇が生まれる場所に付き合う。てな気持ちで、ずっと過ごしていた。

人間がその空間やその思想で/と共に、動くということについて、改めて考えて感じてみたい。

by ryosai160 | 2007-01-22 20:55
2007年 01月 18日

川原一紗さんのCD『おとのわ』に参加しました

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今月リリースされた、熊本・玉名在住の素晴らしい歌い手、川原一紗さんの3枚目のCD『おとのわ』のなかの、「かわらないもの」という曲で尺八を吹いています。
去年の秋に、諸岡君の献身的な協力を得てクオリティーの高い音質で録音された尺八の音が、一紗さんのうたとピアノとと共に、様々な人の元へ届けられますことを嬉しく思います。

録音して、後は完成までお任せ状態だったので、どんな風に僕の音が入っているのか楽しみ・・・・


思ったよりも結構編集されてて、曲の最後に一寸だけ尺八が入っているのですが、

時が過ぎても かわらないもの

という歌詞の後に、尺八がスーッと入っていって、終わる・・・・という構成に、逆に印象的で新鮮なものがありました。ドラマ性を感じました。

僕の尺八をこんな形で生かしてくれて、感謝しています。
こんな僕の尺八を素晴らしい作品に参加させてくれて、感謝しています。
一紗さん。

僕の他にも、ピアノの重松壮一郎さんなど、素敵な人々がゲスト参加しています。
Viajar Discosのページに情報があります。
ぜひ、お手にとって、その音に心行くまで浸って見てください。

by ryosai160 | 2007-01-18 20:47
2007年 01月 13日

響く

今日は時間があったので、百道の市立総合図書館に行く。
たまたまシネラ(映像施設)で坂妻の『無法松の一生』をやってたので見た。

昔(特に戦後すぐの頃)の日本映画を見てよく思うのは、「空間が広い」ということである。
だからか、役者の声も「言葉を喋っている」のではなく「言葉という音が鳴っている・響いている」という感じがする。特に笑い声が。
それだけ街の空間の中に、倍音がふんだんに在ったのだろうと思う。それが反って新鮮である。

失われた響き。

その後、三越で明日まで開催されている、三輪壽雪という今年96歳の萩焼の人間国宝の方の回顧展に行く。
展示の殆どが抹茶茶碗であった。
もともとは生活の道具であった茶碗が、ここでは「一点もの」の「宇宙の中の必然」に高められている。そして、気に入ったひとつの茶碗に特に見入っていると、「物質の最高の姿の中に宿る精神」とでも言うべきものと対話している、という気にさえさせられる。
モノを超越して、ナマエノナイモノに邂逅したような錯覚・・・・時間を忘れて、「見る」ことに耽る。大変幸せである。

僕は音(楽)をやってはいるけど、音(楽)から影響を受けたり本質的なことを考えさせられることは、もはや無い。
精神を傾けて、「見る」ことが一番面白い。心に響くことは、モノの奥の見えないものを「見る」ことが出来たら自然に起こる。

by ryosai160 | 2007-01-13 20:40
2007年 01月 11日

尺八奏者からの年賀状

細々とではあるが、僕も毎年、年賀状はやり取りしているし、3が日を過ぎた最近でも、毎日何通かの年賀状を頂く。
今日は、同時に2人の、尊敬する尺八奏者からの年賀状が来た。
お二人とも、九州を中心にプロとして活躍されている高名な方々で、僕の先達であり、導きでもある。そして、それぞれのスタイルは、現代尺八と虚無僧尺八と全く違うものであるが、根本的な尺八の精神性という点では大いに見習うべきものがある。
何よりも、この九州の地で尺八で立派に立っておられる姿が、とても励みになる。
同じタイミングで、というのが驚きであり嬉しくもある。
僕のことを御気に掛けてくださって有難うございます。精進します。
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by ryosai160 | 2007-01-11 23:14
2007年 01月 07日

10年前の場所

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僕は過去を何時も振り返るタイプではないが、今日は思い立って、10年前に住んでいた場所に行ってみた。

行きつけだった珈琲屋、友達の住んでいたアパート。
昔のままだった。
僕の住んでいたアパートは立派なマンションになっていた。

僕以外には客の居ない珈琲屋の、何時も座っていた席に座って、10年前と同じようにボンヤリと珈琲を啜っていた。

「あの日」の感情が蘇る。

by ryosai160 | 2007-01-07 16:43
2007年 01月 07日

|uniq"est|レコーディング

昨日、市内のとあるスタジオにて3枚目のアルバムのためのレコーディング。
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2部屋レンタルして、尺八とドラムスが被らないようにそれぞれの部屋に分かれて、モニタリングしながら演奏する。
僕は一人だけ別の部屋なので、目の前にメンバーが居なくてただ音をヘッドフォンで聴きながら演奏・・・・というのが初めての体験で最初は一寸戸惑うが、慣れたら音だけに集中できるので、反ってやりやすい。
録音はLOGICというソフトで。24bitで録音・・・とのこと。僕はbit数の違いはよく分からないが、音の迫力が違うらしい。
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準備に時間が掛かったが、演奏自体はすぐ録音できるので結構テイクを重ねることが出来た。

といっても、僕は演奏以外何もしてないが(苦笑)。

いい音で録音して、後でユックリとパソコンで編集する・・・・というイイ感じの作業がこれから待っている。
テクノロジーの発達で殆ど個人レヴェルでこういうことが出来るなんて、尺八を始めた20年ぐらい前には想像もしてなかった。電子の世界が身近になっている。
といっても、これも作業はメンバーの原作君にやってもらうわけだが。

基底は「ナマ」な感じで、かなりサイバーな音風景になるのかナ、と予想している。
「21世紀の虚無僧」の音がその風景の中に存在する。
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by ryosai160 | 2007-01-07 16:10
2007年 01月 04日

拾六町から今宿まで

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自然を切り開いて人工的に作られたのにそれ自体が時間の経過の中で自然化した風景、というものがあると僕はおもう。それは勿論自然と呼べるものでは到底無いけど、ある空虚な広がりと共に僕の心に入り込んでくる。まるであらゆる中途半端な「人間的なもの」を風化させるがごとくに。

by ryosai160 | 2007-01-04 17:48
2007年 01月 02日

新春 津軽三味線と尺八 at 小倉チャチャタウン

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今年初の演奏。
そして、このコンビでは小倉初進出となる。
ショッピング施設と言う場所が場所だけに、正直、ちゃんと聴いて貰えるのかと言う不安も一寸はあったが・・・・
反って熱心に聴いていただいて心地よく演奏できた。

PAも手馴れた感じの方々に対応していただいてとてもイイ音であった。
スタンドマイクは久々に使用。マイキングでの強弱が付けやすい。当然のことだけど、新鮮な発見であった。

必ずしも集中して聴いている人ばかりではなく、通りすがりのお客さんにもそれなりにアピールしようとするとBGM的な要素も必要なわけで、でもライブであるわけで(笑)。
とどのつまり、楽しんでいただけたら何よりである。
(聴きに来て下さったドラムの白川さんの言では、客席の反応は良かったらしい。ホッ)

「このコンビで明日もやらないのか?」という問い合わせがお客さんから主催者の方に来たらしい。
残念ながら、というところだけど、嬉しい反響である。


そして、演奏後はお決まりの飲み会となる。
大石氏の地元・香椎で飲む。ちょっと寂れた街の雰囲気がたまらなく良い。
新春早々、痛飲する。
勿論、談論活発。愚痴話とか仕事の話とか、しょうも無い話とかトホホ話とか、色んな話がこの上ない酒の肴となって、気が付いたら終電間際になっていた(笑)
「頼りにしてるけん!」という大石氏の言葉を背に帰路につく。

by ryosai160 | 2007-01-02 23:59