萬坊庵・つれづれの記(BLOGと演奏情報)

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2006年 04月 30日

リュック・フェラーリ映画祭

途中ちょっと抜け出たけど、5本5時間ぐらいをずっと映画を見て過ごす。こんなことは、10年ぐらい前に広島で見たソクーロフのオールナイト以降かな。
どっちも、広島のスタジオ・マラパルテ主催。縁を感じる。

どれも興奮しながら見た。
メシアン、ヴァレーズ、シュトックハウゼン、セシル・テイラー、そしてフェラーリのリハーサル風景とインタヴュー。殆ど字幕が無いのでチンプンカンプンだったが(笑)、それが気にならないぐらいに、音楽家の表情が語りかけてくるものがある。

「現代音楽」とか「フリージャズ」とかCD屋でヒトくくりにされてどちらかというと敬遠されがちな音楽は、ここでは誠実な人間のリアルな生き様から出てきた音、としてまざまざと感じられる。音だけ聴いてどうこう言うのは、あまりにも空しい。
かと言って、ヒューマニズム、みたいなものでもない。あくまでREAL。それだけ。
でも、それは逆説的なもの。だから余計にREAL。
今の時代は、そういう形でしか、REALなものは存在しないんだろうと思う。


僕自身が求めている
音とともに立ち現れる「人間的なもの」「精神的なもの」
が十二分に満喫できて、幸せだ。そして、それらを追い求めている自分は間違っていないのだ、と勇気を貰ったよ。

こんな素晴らしいプログラムを福岡で企画してくれた人々に感謝!!
マラパルテの宮岡ご夫妻、大変お疲れ様でした。いい仕事ですね。

kmmr君、情報を有難う。おかげで、良い時間を過ごせました。

by ryosai160 | 2006-04-30 23:59
2006年 04月 27日

ふかみあやライブ

f0065630_1585167.jpgふかみあやさんのライブに行ってきた。

場所は六本松の「カフェ・カビリア」。城南線(昔、路面電車が走っていた)に面した建物の2階にある落ち着いたお店。
ここの珈琲は美味しい。福岡でよく出会う苦味の利いた感じではなくて、熊本風(と勝手に命名)の濃ゆくなく、かといってアメリカンでもなく、しっかりとコクのある感じである。



さて、ライブだが、実は去年の年末から3ヶ月ぶりに聴く。
彼女はオリジナルを弾き語るスタイルなので、ありがちな「自家中毒症状」(ま、早く言えば自分を褒めて欲しいみたいな気持ちが音に現れてイタいこと、かな・・・・早く言ってないけどww)とどう闘うのか・・・・なんて、ちょっと意地の悪い観察もしてみたのだが(スイマセン)・・・・その辺は、爽やかにクリアー。ブルース風、ドビュッシー風の和声を色々と巧みに使いこなしつつ、曲自体がヨリ説得力のあるものになっている。
そして、ノスタルジックで、忘れていたものを自然と思い起こすような、記憶に訴えかける音の力。主張がズッシリと聴こえて来る様な音楽ではないが、彼女が体験したこと・時間や空間を基にしたイメージのリアリティに共感できる音楽。
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僕の隣に座っておられたご夫妻は、30年前に新興住宅地に今のお住まいを購入されて、その頃は、子供の声が住宅地の何処からも聞こえてきたのに、今は聞こえてこない・・・・けど、ふかみさんの雨の曲を聴いて久々にそれを思い出したですよ・・と、熱心に語ってくださった。
イイ話だ。お礼にと言うか、なんというか、名刺を渡して帰った。


僕も、最近また環境が変わって、色々と昔のことを思い出すようになった。
くすんでいるけど、それゆえに記憶の中で磨かれて、大事に心の中のどこかにしまってある・・・・・・

by ryosai160 | 2006-04-27 22:20
2006年 04月 24日

音の輪郭

先日、今までの懸案を解決すべく、エフェクターを購入。
アンプで有名なMarshall が最近空間系エフェクターを新しく出したというので、Reflectorという名のリバーヴにした。
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リバーヴとは、平たく言えばカラオケでいうエコーのことで、響きを機械的に付ける事で、音に広がりを出す効果がある。
今までは、2台のディレイの内の1台でその代わりをしていた(というか、本来そんな使い方をしないので「邪道」とも言える)が、思った効果が出ないのと、ライブでツマミの設定に神経を必要以上に使うのがいやなので、思い切ってチェンジした。
響きの種類を色々選べて、使っていて楽しいし、気分的にも楽である。その分、演奏にも集中できる。

しかし、それだけに、使い方に気をつけないと・・・・と思う。
音の輪郭が際立たないといけない箇所、音の構造が自分にも聴き手にもハッキリと伝わらないとその曲を通して何をやってるのかわからなくなってしまう場合には、当然、ストイックになるべきだろう。その辺の見極めをしないといけない。
音には輪郭と言うものがあるから、それを一様にリバーヴを掛け捲って、一見「気持ちの良い音」で流してしまっては、肝心の音で言うべきことが伝わらなくなる。


話は変わって、先週の金曜日に、「アリワ」というカフェに、岸本麻子さんのピアノのコンサートを聴きに行った。
曲目はクラシックなど、どちらかと言えばオーソドックスな落ち着いた選曲。

そこで印象に残ったのが、彼女のリバーヴの使い方。ピアノは楽器にすでにリバーヴペダルが付いている。それを効果的に使っていた。どちらかと言うと、かなり控えめで、それゆえに、和声の構造がクッキリと感じ取れた。こういう理知的な演奏は、なかなかないなと思った。清水一興・高橋悠治の系統の、曲の構造を浮き彫りにする感じ。僕は素人の聴き手だから勝手にそう思ったが・・・・・
(ゲストの池島直子さんのマリンバは、情熱的で大変素晴らしかった。)


翻って、自分の音の輪郭は?と考えた。

by ryosai160 | 2006-04-24 16:49
2006年 04月 23日

新メンバーと|uniq"est|の練習

桜坂STAFFにて。 f0065630_15173215.jpg

今までの曲を、井手君と僕、そして新メンバーの調さん(ベース・タブラ)と諸岡君(ドラム・電子音)とともにセッション風にやりながら、ごく自然にアレンジしなおす。 (調さんはApple Storeでのライブに来てくれてたし、諸岡君はずっとバンドに付き合ってくれてるので、曲は把握している)

デブ・・・それは俺かw、じゃなくて、ダブやファンクも盛り込んで、アウトラインを決める。
夏のイヴェントに出演するので、TUBEでサンバな感じを目指す・・・のは俺だけかww。

正直、スタジオに入る前は、一体どうなるのかちょっと不安だったが、音を出してみると、そんなのはどこかに消えていた。
みんな、VIVEがイイ人たちなので、作業が心地よく進む。そして、音楽のフィールドが広いけど頑なではないから、ちょっとしたイイ思い付きがすぐ形に出来る。
色々と遊びながら、2曲ほぼ仕上がる。新曲のネタも数曲できた。

もっと良くなるという予感を残しつつ、3時間の練習はお開き。次の練習日も決定。
僕は、ICレコーダーで録音した曲の断片をPCで組み合わせて、曲の流れを作る作業がコレからある。(今日はもう寝ますが・・・)


練習後、雑談と今後の打ち合わせ。
東京では、今話題の「メイド喫茶」に行って見る方向で意見が一致する・・・って、なんのこっちゃwwww
2時間半も喋っていた。

ライブは、
6/17 天神デカダンデラックス「絶頂天」
7/16東京渋谷O-NEST「円盤ジャンボリー」

よろしく!!


警固の「わっぱ食堂」に行く。

by ryosai160 | 2006-04-23 23:05
2006年 04月 22日

アルフォンシーナと海

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ずっとウチの中に居たので、夕方近くの海水浴場まで散歩する。
曇っていた。
僕のほかは、犬の散歩をするオジサン一人。

mp3プレーヤーで、斉藤徹さんのコントラバス・ソロの「アルフォンシーナと海」を聴きながら、海と島を見つめる。
冷たい風の中で、一音一音が心に響く。

音は、耳からの音・自分の心の内・・・からだけではなくて、どこか知らない「遠く」から来る。
そんな感じがした。

by ryosai160 | 2006-04-22 17:24
2006年 04月 16日

春の一日

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ずっとウチ(の近辺)で過ごす。
色々発見のある日だった。

by ryosai160 | 2006-04-16 22:25
2006年 04月 15日

色々同時進行中

|uniq"est|のライブ、東京で7月にやるが、その前に、6/17に天神で決定。
『絶頂天』という、ロックを中心としたノンジャンル的なイヴェントに出演。 主催者のよしえさんが、興味を持ってくれたみたい。
俺、初出演。
その練習が来週あるが、なんともストレンジな編成になる予定だ。ドラムとタブラ、とか・・そんな感じ??電話で色々とイデちゃんと話し合ったが、正直よく分からんかった(苦笑)。すいません。
といっても、このバンドはイデちゃんが仕切っているので、彼の頭にある妄想・・・いやいや、青写真がどんなんか。それによって方向性が・・・・決まるかな?どうなるんやろ。俺も無い知恵・・・いやいや、妄想を膨らまして・・(爆)


来月の札幌ライブは詳細決定!段取りしてくださった「十蘭堂」の小磯さん、感謝します。
http://park19.wakwak.com/~zariganiya/jurandou/live/060520.html
共演させていただく尺八奏者の「えにし」こと中本さんのお名前は、実は5年前ぐらいから知ってて(福岡林嗣さんが記事を書いてたのをネットで見た)、姫路のロケットSONからも「アンタとは対極のスタイルやナ、やってることは似てるけど」と言われててものすごく気になってたのだが・・・・
灰野敬二がお好きなようなので、その辺で先ずは接点が持てる。僕は、楽器よりも、その人の世界観を気にするタチなんで。
尺八対決は、小倉の山崎コウザンさんと以来、実に3年ぶりぐらい。 あの時は実に刺激になって楽しかったし、今回も、きっとそう。

そして、その前後で、一人旅も交えた旅のプランもほぼ練って、段取りもOK状態になりつつある。
今からワクワクしています。

by ryosai160 | 2006-04-15 23:59
2006年 04月 14日

良くした物で


色々と年度替りの用事なんかを済ましたりして、ようやく落ち着いたような今日この頃・・・・ライブがボツボツと入ってくるようになった。いつもながらありがたいことである。
僕は、「決まったハコで定期的に演奏する」というのを今はやってないので(昔は夜の街などで一時期経験アリ)、アンマリにも手帳が白い(ライブがない)とちょっと不安になる・・・が、それも解決した。上半期、は。

今までもハッと気づいてみれば、結構、ライブをやってきてはいるが、「虚無(こむ)の精神を求める」なんて「そんならなんにもやらなきゃい~やん」と言われそうな奇妙なコンセプトでやるようにしているので、なんだか演奏しているのが自分であって自分で無いような、変な気持ちになることが間々ある。
それでも、僕はただ、「ある真空状態」に向かっているような感覚が自分が音を出すときに一番しっくり来るので、嘘はつかないつもりである。

来月のソロの、曲目を決めた。
ネタは一緒。順番も決めている。
ただ、同じ曲を違うアプローチでやる。
そこに発見がある。
そういうやりかたが好きだ。ここ2~3年は。

でも、場の力とともに、全くの即興で音を出すというのも、機会があればしてみたい。

by ryosai160 | 2006-04-14 22:07
2006年 04月 12日

やっと出来た

バッハの「サラバンド」の尺八譜。

色々考えて試してみた挙句、無駄な抵抗を止めて?思いっきり「醤油味のバッハ」にしようと言うことで・・・・五線譜を使うのを止める。
もう、なんちゅうか本中華、「アメリカ風中華料理」とか「日本風インド料理」とか、もっと言えばNYで出会ったSUSHIのような、そんな感じになるのは目に見えている。クラシック(本場)の人が聴いたらなんじゃそりゃ!と愉快にずっこけてくれるような・・・・だったらいいけど。

しかし、たとえば尺八古典風に吹いても、違和感の無いフレーズがあるのがバッハの凄いところ。 それが「普遍的」ということなのかどうかは審らかにしないが・・・・
こうやって、僕なりに曲解しつつ、バッハは記号と化していく・・・音は何処に行くのだろうか、それは僕にも分からんわからん・・・

by ryosai160 | 2006-04-12 23:59
2006年 04月 11日

姪浜

今日は、仕事帰りに、音楽仲間から聞いていた噂の「中華そば きりや」に行ってみた。
関東から来たオヤジさんがやってるというので、基本的に豚骨が年々何となく苦手になって行ってる僕には、なかなか魅力的。

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線路を挟んで北側にある。昔風の、ちょっとボロっちい(失礼)外観が、「こういうところこそ美味いんや~」というグルメ想像力(笑)を刺激する。中に入ると、思ったとおりの大衆食堂のつくりである。

名物の「きりやそば」を頼む。トロッとしたあんかけソバである。量が多い。
最初はちょっと醤油辛い気がしたが、馴染むと結構癖になる味。
そうやね~、格別美味い!と言うことも無いが、お店のやや鄙びた雰囲気とご夫婦でやっておられるイイ感じに惹かれて、また行きたくなるような・・・

結構腹いっぱいになって道を歩きつつ、居酒屋をチェックする。
洋風居酒屋、みたいなのが多い気がする。歴史と風情のある焼き鳥屋は、特に見当たらず。ちょっと残念。

姪浜大通のレンタルビデオ屋に行ってみる。
品揃えは、天神には叶わないな~というのは、しょうがないか。ウチの近所とさほど変わらず。しかし、半額デーだったので、「オールイン」のDVDがあるので借りて帰る。

駅の cafe Fugetsu で珈琲を飲みつつ読書。電車待ちの暇つぶしにちょうどいい。f0065630_2224685.jpg

by ryosai160 | 2006-04-11 23:59