萬坊庵・つれづれの記(BLOGと演奏情報)

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2008年 04月 02日

日々

2日連続のライブも終わって、帰宅。
神社の前の閑静なスペースでの演奏と、鉄の街の国道3号線沿いの古い建物での演奏、を通して、「時は流れず」というとある哲学者の書物のタイトルが頭から離れない。僕は僕なりに様々な現実に向き合って日々を過ごしている筈だが、現実=時、とすれば、僕は一体何処に居るのか??
また昔みたいにあらゆるものとの距離感の取れない感覚はイヤなのではあるが、この齟齬を解決する方法をまだ見つけていない。
その中で、日々、淡々と労働をしてその中での喜怒哀楽、表現の時間と空間、すべてが、何か救いになっている。
帰りの電車の中で、灯りのぽつぽつ見える夜の風景を眺めながら、10年前もこんな状況があって、おんなじことを思っていたことに気づく。
進歩が無い。
しかし、僕は何かをハッキリと掴んでいる。

by ryosai160 | 2008-04-02 20:59


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