人間、自然、機械、土俗、幻想・・・・・
色んな要素が一つのキャンバスの中で渾然一体となってて・・・
情報量がとにかく多い絵ばかりなので、1枚1枚丹念に見ていくのが正直キツかった。
構図もヘンだし。子供の絵みたいに主観でデフォルメされてるのか土俗絵画の影響かは分からないが。
しかし、絵画としてのリアリティーの抜群さは、同時代のロシア・アバンギャルド絵画などよりも比較にならないと思う。
絵画として・・・・とも言えないかな。
それこそ、マレーヴィッチとかの方が遥かに絵画だし。
シャガールは、究極には、画家ではないのだと思う。
夢使い、のような存在なのかな。
僕の大好きなキリコに僕の感じ方が近い。
原点ともいえるらしい「死者」、ヤハリ、これだな。
心を掴まれた。