この松林は大学の演習林と言うこともあって、殆ど全ての松に番号札が付けられている。
ちょっと妙な感じだ。
松林の中に入って、鳥の声を聞き分けるのが面白い。
プレイヤーでジェフ・ミルズを聴きながら自転車をこぐのも楽しい。
音を聴きながら、現代音楽のパーカッション(たとえば武満徹の「カシオペア」)のように、ランダムでもあるし規則性もあるという空間を想い描く。
いくらでも好きなように想えるはずなんだけど、いざとなるとそれが意外と難しい。
想像力の限定を感じる。
でも、気にしない。
なんせ、松林は目一杯続いている。
途中、細い道を左に行くと、広々とした広場を発見。
色は付いていないが、藤が生えていた。
思わぬ嬉しさ。